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2008年01月29日

冬の川 探検隊

みぞれの降る中、朝から五箇庄小学校5年生19名を引率して、「雪と水くらしとの関わりを調べる」為、バスで小川温泉に行き、そこから雪上を徒歩で小川の源流に入る。                                 そこで、水の体感水温、測定水温を計測したほか、石を剥ぐって水中生物を観測する。気温4度の中、雪解け水で、水温2度の冷たい水にビックリ。生き物にも感動
雪上では雪の結晶や色をル−ペで観察、感じたことをメモっていた。
 温泉に戻って、温泉の温度を計測。40度のお湯に冷たくなっていた手を浸してみんな満足。その後、このお湯をコ−ヒカップに入れて「スタ−リングエンジン」を乗せると回転板が回り出して、みんなびっくり!!何で回るの??調べる事。
 雪に塩を混ぜて−4度まで低下させ、試験管に入れた水を過冷水にして、衝撃を加えることで一瞬のうちに凍らす実験を行ったが、失敗が多く成功例が3本だけ。冷却時間が少なかった為だろう。次回は十分時間をかけて慎重に実験しよう。
 次、小川ダムに行き、ダムの機能や水面の凍結状態、水の利活用について講釈を聞いた後、児童等は、カモたちの遊泳を見ながら雪玉を投げる等してしばし遊ぶ。
 次いで小川の頭首工で操作橋の上に全員登り、機能や用水の取水口、魚道について魚津農地の担当者が実物と写真で丁寧に説明をする。
初めての用語などにとまどいながらも、児童等は熱心にメモを取っていた。記憶より記録が勝ることを、感想文を書くとき解るだろう。児童等は冷たい雨にも負けずメモ作りに熱心だ。
 途中、山合川に設置してあるラバ−ダムを見て、様々な水の取り入れ方を勉強。
最後に内水面漁業協同組合で養殖しているサケの稚魚や水温を観測して小川の探検を終える。
 小川の水が、日常生活にいかに役だっているか、源流から河口まで水と一緒に下ってその働きを見たり聞いたりしたが、児童等はあまりにも新発見が多すぎて、まとめが大変だろう。後日の感想文が楽しみだ!!

北日本新聞の記事

水の循環楽しく学ぶ 朝日・五箇庄小児童、小川流域を探検










投稿者:ながさきat 19:55| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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