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2008年02月01日

バリ炭情報

 バリの若者たちが、独自で炭焼きした竹炭の成果が一昨日帰国した、プリモの奈津ちゃんからメ−ルで報告があった。
 先の炭焼きで、竹炭の先端がロウソク状になった失敗を踏まえ、天井の空間に木を積み込んだことで、今回、竹の形が崩れず、原型をそのままの竹炭が生産されたようだ。一部、写真で見る限り私が作る竹炭より良質に感じた。スゴイ技の展開。
 又、細い竹炭をマドラ−にすべき挑戦も行っており、結構、商品に使える竹炭だ。
 全部で50kg余りので炭。木炭であれば100kgあまりが生産されるハズだがやはり、竹は空洞があってその分、出炭重量が落ちる。窯木材料の差だ。

 尚、奈津ちゃんから質問のあった、
@ 竹炭の表面に水ぶくれの様なブツブツが出来ているが、どうして出来るのか?
A竹炭をさわると黒くなるが、黒くならない処理方法どうする?
・・答えを次のように返信する。
 @ ブツブツが出来る主な原因は、原材料が若竹であった場合、竹肉と表皮が一体化していないため、炭化時に水分や油が表皮と竹肉の間にしみ出しふくれてそのまま炭化してブツブツだ出来ると考えられる。??
 Aこれは竹炭にススが付着しているので、湿ったタオルで拭き取るしか処置無し。

*3回目の炭焼きにしては予想以上にできの良い竹炭に感心した。
 そして彼らの挑戦魂にさらに感動。世界の隅々=炭炭で炭友達を作ろう。
 後日、奈津ちゃんが今回の炭製品を持参して富山に来る予定。
 バリで商品になってくれれば、キンブル村の地域振興に役立ち、少しは社会貢献
に尽くしたことになるぞ−!!
 聞くところに依ると、炭のオファ−もあったとか?そんなこともあれこれ彼女に聞いてみたい。オファ−したインドネシア人にも合ってみたい。         さらなる展開があるハズ!!


立派なバリ窯






炭マドラー

投稿者:ながさきat 19:40| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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