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2008年02月19日

メグスリノキ

 みためし会の寺田氏から、先生の目薬に絡んで、富山の黒部川に自生しているメグスリノキについて、会誌に掲載したいので当該の木について知っている情報をメモでいただきたいと電話要請があった。
 メグスリノキはカエデ科で朝日町には自生していなく唯一自生しているのは、黒部川の音沢地内いから鐘釣温泉付近までで、本数は少ない。
断崖に生育しながら高さは20m以上にもなり、直径50cm以上の大木もある。その為、小枝の採集は難しい。
葉は三小葉に別れ、先がとがった長楕円形で、秋にはプロペラのような羽を付けた実がなる。秋には落葉する。
樹皮は灰白色で縞模様が見られる。
 当地ではこのメグスリノキの小枝、皮を春、葉っぱは夏に採集して刻み、乾燥させ、これを煎じて飲み、目薬や肝臓疾患薬として使っている。
少し苦いが、昔からの言い伝えで効くと言われ、年寄りたちは今も洗顔に使ったり飲んだりしている。
 尚、ゲンノショウコやドクダミ、ヨモギと混ぜ、健康茶代わりに飲料している方もあり。やはり元気だ。生薬の効果は長く続けることが秘訣のようだ。
 天気が良かったので、早速、黒部の奥へメグスリノキを採りに行ってきた。
雪の中、大きな枝1っぽんを長いのこぎりで切り落とし、帰宅して小枝を小さく刻んだ。大きな枝は後日、細かく裁断しよう。
乾燥して、寺田氏に送ろう。3月半ばか??






送信者 200802


メグスリノキの解説

投稿者:ながさきat 20:28| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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