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2008年03月07日

間伐材考察

昨年の森づくりで夢創塾でも間伐材を200本余り切り倒し、水車や小屋の板や柱になりそうな良質材を山から45本搬出、製材所で分厚い板材65枚と、柱25本の他、タルキや木舞を相当量製材してもらう。
この材料で、水車2基、水車小屋1棟をつくり、発電施設を設置するなど、夢創塾に新たな夢が誕生した。
また、木材にならないいびつな間伐材は、環境窯で2トン余りの炭と500リッタ−の木酢となり、土壌改良材や自然農法等の資材になった。
 しかし、未だ山には間伐材が玉切ってあるが、1/3ほど未搬出状態。
今年の夏までに平地に出さないと虫が入ってさらに材質を落としてしまいかねない。春から計画的に、平地まで全部出してしまおう。
 この使い道は、一番簡単な丸太イス、製材してベンチづくり、チェンソ−ア−ト
の材料、従来からの炭作りに活用する計画。
本来、杉の木を切ったら、使って利用、活用後は炭にして土に戻せば完結し、循環型システムが成り立つわけだが、そんなモデルを当地で実証したい。

近頃目につくのは、間伐はされているが材はそのままに放置してあって本当に見苦しいカ所が多々有る。放置のままでは杉林にも入れず、ましてや雑木の下刈りも思うにままならない。
間伐材が丸太材としてPRされているが、搬出する人がいなく、せっかくの資源が全く活用されず腐らせている現状に心が痛む。
近頃マキスト−ブなども人気が出てきたので、灯油が高騰しているおり、暖房やハウス内の加温に燃料として使える方法を考えたい物だ。

投稿者:ながさきat 20:30| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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