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2008年08月06日

紅葉の樫倉山?

夢創塾の西側に、かってお寺があったと言われる樫倉山が近頃の猛暑で山全体に茶色の斑点が目立つようになる。
まるで秋の紅葉が始まったかの山容に、異様な違和感を感じる。
山の木を枯らしているのは、言わずとしれた「カシナガキクイムシ」
昨年、樫倉山には、頂上付近に3〜40本の被害を目視していたが、今年は裾野までも枯れているのが見受けられ、その数、おおむね500本余り。
一部には細い尾根筋全部が枯れて壊滅状態。尾根の高いところに生えていたナラの木が、虫にとっては格好の着地点だったのどろうか?
この調子で山の木を枯らして行くと楢の木が全滅するかも?
このことで、山の崩壊が始まり、植生が変わり、動物や昆虫類に変化が起こることだろう。
現に、昨年まで、蜂蜜を木に塗っておけばいつでも採れた、カブトムシやクワガタが全然とれず、どうしていなくなったんだろうと疑問ばかり
 夢創塾の水源になっている鍋倉山、頂上付近はブナ林なので当該地域二は枯れている様子はない。
しかし、中腹にはざ−と数えて、100本位枯れている様子。
流域面積50ha在るが、これが10倍の1000本ぐらいの被害になると、水源にも影響が出る可能性があり、心配だ。
県西部では虫の被害が収束し始めたと聞いているが、当所も2〜3年後に収束してくれることを願うものだ。
なお、福光ではこの枯れた木を炭にして資源の活用を図っているが、当所は木を切って搬出する道路もなければ、枯れ木までに行く手だてが無く全く手がつけられない状態。その為虫も無制限に広がっている。
行政も状況把握ばかりで具体的な処置未だ示されず。



投稿者:ながさきat 19:16| 日記 | コメント(1) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

 初めてお便りします。
 先日は、有り難う御座いました。
 アメリカでの登山ご苦労様でした。
 毎日楽く記載されている様子うらやましいです。
 また便りします。

投稿者:pcchayami:URL at 2008/08/07 10:00

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