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2008年09月06日

アリ街道

環境窯の天井表面温度が、3日前から30度まで低下して変化がないので、窯の火が完全に消えてしまったと判断。窯開きを決定。
 朝から、まずは焚き口のレンガを全部外す。間詰めの粘土が高温で焼かれているため、土器の様に固まっていて、今回は壊しにくかった。
 続いて、燃焼室に貯まっていた灰を取り出し、南京袋にため込む。次回炭焼きの割れ目をふさぐコ−テ−ング材料になる。
次に、燃焼室中仕切り壁のレンガを取り除く。窯の中は、通常よりも炭の量が大幅に多い上、硬炭に仕上がっていた。
 今回試行錯誤ながら、4回も燃焼室で火を燃やし、窯木を強制乾燥した後、火入れをしたのが良かった様だ。
期待していた竹炭は窯の奥にあって今日は出来を確認できなかったが、全面に積んでおいた割竹が結構良く焼けていたので、まずは成功しているはず。200本全部成功していたら、今回の炭焼き仕法をバリに伝えたい。・・楽しみは後日に残しておこう・・・

早朝、窯の状態を見ようと作業場に入ったところ、、窯の左側から細い線が縦に入り口まで描かれていることに気づく。
ヒモでもないし何だろうと近づいてみると、3mmほどのアリが行き来
している街道でした。歩いている道幅は、5mm程度で、歩きやすいように平坦地にするため、障害物は道の両側に3〜5mm程度積み上げて、堤防の様になっていた。
 ありたちの数を調べたら、10cmの間に最小15匹、最大29匹
平均20匹。街道は距離4,5mでおおむね900匹が地上で見える数。5匹に1匹は自分の体重以上のタマゴをあごでつまんで窯の左側へ運んでいた。出発点と終点の地下には相当数が生息していると思われ
推定で2000匹?? 
窯の中で巣を作られると空洞になって炭が焼けなくなるな可能性アリ
 木酢を周辺に散布してかわいそうだけど活動停止処分。
  
秋が近づき窯の隣に野ブドウが実り、、露草、ゲンノショウコの花が咲き乱れ、ねこじゃらが実をつけだした。
赤いも、計測したら2,3mに生長。まだまだ伸びるようだ。













投稿者:ながさきat 18:42| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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