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2008年10月05日

美味・あぶり柿

棚田跡の渋柿が柿色に色付き始めてきた。
少年時代以前から在る小型の渋柿で、種も多く、つるし柿にも出来ず
昔から通称「あぶり柿」と呼んでいた。
あまりにも渋いので、猿も熊も食わない代物。ただし、12月に入ると実が熟し、ようやくカケスやカラスが食する柿で、原種に近い柿かも?
 こんな柿を、少年時代たき火や家のイロリで「あぶって」食べていた。
生活の知恵で、渋い柿をあぶると、これが又、甘い味を通り超した至福の奥のある甘味に変身。
こんな思い出があって、今日はこのあぶり柿を、夢創塾の料理窯広場で炭火によって、じっくりあぶってみた。
1時間ぐらいで、8個のあぶり柿がこんがり焼き上がり、これの皮を剥いて食べてみる。熱いけれどおいしい!!               昔の味とちっとも味は変わっていない。相変わらず、奥行きのある甘い感じの食感は、何事にも負けない自然の味。懐かしかった。
渋を熱処理する事でこんなにもおいしくなることを、良くも昔の人は発見した物だ!!
家に持ち帰り、妻に試食してもらったら、柿をあぶって食えるなんて初めて、おいしいとベタほめ。
2個目を食ったとたん、ブ−とはき出す。あぶり損ないで、柿の渋が中央部で甘さに転換していなく、渋いまま食ったようだ。
調理の失敗。反省したが母ちゃんのご立腹収まりそうになし!!??
 その後、冷たくなったあぶり柿を再度試食してみる。
渋みなんて一切なし。自然の甘みを再度味わう。ただし、熱い方がおいしく感じた。



投稿者:ながさきat 19:07| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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