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2008年10月20日

珍実=珍味

水車小屋の隣に大きな「テッポウなし」の木が、4本群がってのびている。秋のふぃかまりと共に、先週前半から、落ち葉に混じって、テッポウなしの実が落下し始めた。
実はサンゴ状で一見尺取り虫の集合体のような形状で、「実」とはとうてい思われない果実。
しかし、味は渋みもあるが、くどいくらい甘く、昔はこれをひらって食べていたものだ。朝、これをかんでみたら、糖度はメロン以上。甘い!
じつは、猿がこのテッポウなしの実が大好物。山羊がいても、空中移動で当該の木に集結し、集団で瞬く間にあさってゆくのが常。
我々には、猿どもが取り損ねたおこぼれしかあたらない。残念。
 平地に栽培しているのが、西洋なし「ラ・フランス」。      少し熟する前に採集し、室内で完熟させて食べるのがベスト。
甘い香りが漂っているので、飾りすぎると味と歯触りが低下。試食している内無くなる代物。そんなのナシ。山と野のナシ二題。

種が一杯ついた青チソを、天日に干して「チソの実」を採集。
一粒の実は、直径約1mmの球形で非常に小さいが、チソの香りをプンプンにおわせていた。
これを漬け物や、炒め物に振りかけて食べたら、味がひときわ引き立った。貴重な香辛料です。
食べるためと、来年の種用に約7立方cmを採集。
一立方cmには、概ね一万粒入るので今日は7万粒以上、もしかしたら10万粒を採集したかも。
珍しい秋の実。味・香りの一こま。







投稿者:ながさきat 19:22| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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