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2008年11月12日

やまびこ窯から煙り

紅葉真っ盛りの中、久しぶりにじいちゃん達のやまびこの窯から煙が出た。
先日から、孟宗竹を運び込み,今回初めて竹だけの炭づくりに挑戦。
尚、窯木の大部分は丸い青竹だが、併せて割った竹(長さ12cm×幅5cm)50枚を詰め込んだ一斗缶5個、竹の根っこ2個、竹細工 10点、パイナップル2個などを窯に詰め込み、炭化に挑戦。
じいちゃん達も従来の燃料としての炭から、ようやく脱湿,脱臭材や観賞用炭作りを開始する。
 ただ懸念されることは、切り倒したなりの生竹ないので、竹に油が残留していることから、竹炭になっても表面がデコボコにならないか心配だ。ベテランの炭焼きさんたちだから,そこは焼き方、匠の技でカバ−
することだろう。
結果を見て,彼らから学ぼう。

昨日窯止めした環境窯の天井温度は,朝には昨日より40度近く下がって75度前後になる。そして晩にはさらに20度下がって,55度
まで低下。
密閉がうまく処理されている証拠。広範囲にわたり、相当大きな割れ目が出来ていたが、隙間処理は完璧。我ながら自信がついて、自分をほめる?。これも今までの作業の積み重ねに他ならぬ。体験こそ勉強だ!!
尚、昨日、最大10mmもあった割れ目の幅も4mmまで縮小したが、今晩帰り際、残念なことに,幅3mm、10cmの長さで、この部分から熱気がかげろうのように舞い上がっていた。(懐中電気で照らして発見)
早速、灰をまぶして封鎖。もっとも、このまま冷却すれば、自然に天井が縮まって密閉状態になるハズ。

天井の放熱を利用した、「ズイキ」乾燥は大成功。
完成した品物を計量してみたら、2,1kg。生重量の1/20でした。・・木は1/5,草は1/10,赤イモズイキは1/20でした。

投稿者:ながさきat 19:06| 日記 | コメント(0) | トラックバック(0)

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